注文住宅で設備の色を考えよう

家の中のもので、リビングのクッションやカーテンなどであれば、古くなったから新しくしたい、雰囲気を変えたいなどの理由で、比較的簡単に新しいものに変更することができます。しかしキッチンやトイレなどの住宅設備機器に関しては、比較的交換しにくいものといえます。一般的には注文住宅を建ててから10から20年程度がたつと、機器の買い替えを考えることが多くなります。つまり注文住宅を建てたときに設置したものは、最低10年間ほどは使うということです。

このようなことを考えると、後から後悔するものになると困ると、かなり慎重になります。しかし注文住宅においては数多くのものを考えなければならず、慎重になりすぎればなりすぎるほど選べなくなってしまうのが実情です。じっくり考えることなく選ぶのではなく、ほどよく慎重に選ぶべきだとも言えるでしょう。注文住宅で生活に使う設備の色を選ぶにあたり無難な色ではつまらないと思う人も多いかもしれません。

無難な色に該当するものとしてはやはり白が挙げられますが、色としてはつまらないと思う人がいるかもしれませんが、白は実は最強のカラーともいえます。どこかにしろ踊れれば、他の色との間には大きな幅が生まれて、差し色を引き立てることも可能です。具体的な例を挙げてみると、浴室に暖かい色を選びたいと思って、浴槽や壁、床剤などすべてをピンクやベージュ等で仕上げた場合には、ぼやけた印象を与えることにもなるでしょう。近年のユニットバスは4面の壁のうち1部の壁の色を変えることも可能です。

色に濃淡をつけたり部分的にいようを入れることで、メリハリをつけると引き締まった印象を与えられます。これから長く使う設備機器であるため、色選びは楽しんで行いたいところです。このような場合には、ほどよく慎重に選ぶことを頭に入れておきましょう。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です