総二階の注文住宅が向いているケースとは?

注文住宅の家の形の中でも、スタンダードといえるのが総二階建てです。これは1階部分と2階部分の外周がほぼ同じ造りになる住宅の総称ですが、総二階建て以外の注文住宅の家の形には最近人気を集めている平屋や部分二階などの種類もあります。平屋は、1階建の一戸建て住宅でワンフロアで全ての生活が完結する作りで、マンションをイメージすると分かりやすいのではないでしょうか。階段を上がる必要がなくなるので歳をとったときでも同じ空間で生活を送ることができるメリットを持ちます。

部分二階は、1階よりも2階部分の方が小さい面積になっているのが特徴で、LDKや客間などを1階に集めて2階に寝室や子供部屋などプライベート空間にするやり方、注文住宅の中でも最も多い造りです。総二階建ては色々なメリットがありますが、注文住宅で家を建てるときにこの形を選ぶと良いケースは、建築コストを抑えたいとか耐震性を重視したいとか、正方形や四角形などのように形が整っている土地を購入もしくは注文住宅を建てる土地を所有しているケースです。逆に、このような形状の家に向かないケースは、外観デザインおよび間取りにこだわりたい人やいびつな土地に家を建てることになった場合などが挙げられます。なお、いびつな形の土地を有効活用することは家づくりにおいて重要なファクターでもあり、総二階建ての家を建てようとすると敷地に無駄なスペースが生じることも少なくありません。

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