注文住宅でファミリークロークを取り入れる
近年では注文住宅を建てるにあたり、ファミリークロークを取り入れる家庭が非常に増えてきています。ファミリークロークとはファミリークローゼットとも呼ばれるものであり、家族で共有して使うまとまった収納のことを指しています。一般的に自分自身の洋服などを収納する場合には、自分自身の部屋や寝室等のクローゼットなどに収納するはずです。このままでも確かに不便はなく、ファミリークロークで洋服を収納した方が不便なのではないかと思う人も多いかもしれません。
しかしファミリークロークはすっきりとした収納や、効率の良い時間の使い方をすることが可能です。朝先に着替えをしてから朝食の用意などを行うのであれば、洋服は寝室にあった方が便利と言えるでしょう。しかしその後汚れたものは洗面所に持っていかなければなりません。パジャマのまま朝食の用意や洗濯を終えた後に身支度を整えるとなった場合には、部屋に着替えを取りに行かなければならなくなります。
このような状況であれば、朝から自宅の中を行ったり来たりすることになってしまいます。外出先から帰ってきた時も同じようなことが言え、部屋に直行して着替えたら夕食を食べた後にリビングでくつろぎ、お風呂に入るとなった場合には、もう一度パジャマなどを取りに行き浴室に向かわなければなりません。このように帰宅後も家の中を行ったり来たりすることになるのです。しかし注文住宅で洗面室の近くにファミリークロークを取り入れると、このような行き来が全くなくなります。
移動距離が少なくて時間の短縮にも大幅につながるのです。洗濯した後も家族全員全員の衣類をファミリークロークに収納するだけで済みます。それぞれの部屋に収納する必要がないため、ここでも大幅な時間短縮につながるでしょう。これから注文住宅を建てるにあたり、ファミリークロークを取り入れることを考えてみましょう。