お得で快適に暮らせる省エネ住宅とは
省エネ住宅とは暮らしのために必要なエネルギーを少なくすることで、環境にもお財布にもやさしい住まいを構築するものです。断熱材が大きな鍵を握っており、冷暖房の効率を高めることができます。密封することで外気を遮断できるほか、太陽光からの熱を反射熱に変えることで跳ね返し、環境にもよりますが1台のエアコンで1階から2階まで全ての部屋でほぼ同一の冷房効果を得られた実験結果もあります。窓ガラスは多重構造になっており、天気の良い日には暖かな光を取り入れられるほか、冬には断熱効果で透明感を保ちつつも暖房の熱を逃がしません。
省エネ住宅とは省電力も意味し、屋根には太陽光発電のパネルを設置して作られた電気を使用することで電力会社から供給される電気を節約したり、余剰電力が発生すれば再生可能エネルギー買取制度で売電をできるのもお得です。省エネ住宅とは熱の有効活用もあり、給湯器には2つの熱交換装置を備えており、従来型なら1回熱交換をした後に煙突から排出されていたはずの熱をもう1回熱交換することで、効率的にお湯を沸かせます。省エネ住宅とは国土交通省が定めた最大7等級の基準があり、予算や目的に合わせて選べるほか、一定の条件を満たせば補助金が給付されることもあります。当然普通の住宅と比較してイニシャルコストは高くなってしまいますが、光熱費の節約と快適な暮らしで数年以内に元が取れるほか、何よりエコにも貢献できることから敢えて省エネ住宅を選択する方も増えています。