Skip to content

熱回収は省エネに貢献する技術

資源保護の観点から、エネルギーを有効に活用しようという動きはさまざまな分野で広まっていますが、それに合わせて新しい技術も次々と生み出されています。熱回収もまた、そうした新技術の1つです。熱回収とは、その名の通り従来であればそのまま放出されるだけであった熱エネルギーを回収し、有効利用しようとする技術です。熱源は日常生活の身近なところにたくさんあるので、活用方法もまた多彩です。

この技術の分かりやすい応用例としては、エアコンの排熱回収を挙げることができます。夏場にエアコンの室外機の横を通るとムッとするような熱気を感じることがありますが、あれはヒートポンプと呼ばれる原理を利用して室内から奪った熱を外に逃がしているところです。通常であればあの熱気はそのまま大気中に拡散するにまかせてしまうのですが、これを回収し、たとえばクリーニング業者の作業所など夏場でも暖気を必要とする場所に供給します。すると、その分だけエネルギーを節約することができます。

より大がかりなシステムは、ごみの焼却場などで使われています。ごみを燃やす時に発生する熱エネルギーで水をあたため、温水プールを運営するといった例が各地の自治体などで見られます。焼却場に公園を併設して、その中に設けられた温室の温度管理に使うなどの例もあります。同様に、民間の工場で焼却や熱加工などの作業を行う際に発生する熱も、さまざまな形で有効利用を図ることが可能です。

Be First to Comment

Leave a Reply

Your email address will not be published. Required fields are marked *